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古民家改装 新啓織物様
おはようございます。WAPLUSで古民家の改装工事を行いました。お施主様の新啓織物様は、秩父銘仙織元で、歴史も古く埼玉県指定伝統モデル工場のひとつです。
今回、改装工事を行った場所は新啓織物様のご自宅の一部。工場見学に来られたお客様を通せる場所、また秩父銘仙で作った作品の展示場所として使える場所という事で工事の依頼を受けました。
もともと柱や梁も味が出ていたのですが、汚れてしまっていたり、壁の塗り壁が一部が剥がれていたりと、老朽化が進んでおりました。そこで、既存の柱や梁、建具を一度クリーニングしオイルを塗り直したり、壁の漆喰を塗り直したりと良い所を残しつつ、補修をしながら工事を進めました。そして完成したのがこちらです。
縁側
縁側にある沓脱石はお施主様が見つけてきたものです。ちょうどいいサイズが見つかりました。廊下もオイルを塗り直し落ち着きのある濃い廊下に仕上がりました。もともとあったガラス戸も、枠だけをオイルで塗り直し、建具屋さんに滑りも良くしてもらいました。
縁側と和室
縁側の濃い色に対して、畳の緑色がビシっと栄えました。襖もシンプルなもので仕上げたのでモダンな空間になりました。
壁と照明
壁も塗り直したことで、綺麗に柱が浮き出るようになりました。照明は古民家の雰囲気に合うように、レトロな照明から選びました。
和室
床の間も傷みがひどく、ベニヤ板で応急処置がされていたのですが、ケヤキの無垢板で作り直してドシっとした床の間に生まれ変わりました。また
天井には配線ダクトを正方形に仕込み、部屋に飾る展示物を照らせるようにしました。
今回は古民家の改装でしたが、古いもが新しく生まれ変わる瞬間はなんとも言えない感動があります。オイルを塗り直しただけでも表情がガラっと変わります。新啓織物様の工場見学に行く際は、この部屋も覗いてみてください。
今回の工事内容一覧
・畳の表替え ・襖の張り替え ・床下補修 ・床の間の入れ替え ・漆喰の塗り替え
・既存の柱、梁、建具のクリーニングとオイル仕上げ
・照明計画と施工
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